「ピクニック」(1936年作品)感想 | 深層昭和帯

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ジャン・ルノワール監督によるフランスの恋愛映画。出演はシルヴィア・バタイユ、ジョルジュ・ダルヌー、ジャヌ・マルカン。

 

 

<あらすじ>

 

ある天気の良い日のこと、デュフール一家は家族で公園へピクニックに出掛けた。夫が昼寝をしていると、ふたりの青年アンリとロドルフがデュフール夫人と娘アンリエットに声をかけてきた。舟に誘ったアンリは、アンリエットと親しくなり、まるで恋人同士のように寄り添う。

 

そこに雨が降ってくる。舟遊びは終わった。

 

数年後、アンリは想い出の公園で、使用人と結婚したアンリエットと再会した。アンリが思いを伝えると、アンリエットは毎晩のようにあの日のことを思い出すと応えた。

 

<雑感>

 

ジャン・ルノワールの名作短編。人妻になった女性が少女時代の一幕を思い出す、甘酸っぱい物語。この作品は2度目の鑑賞だったはずだが、以前見たときは確か字幕がなくて、劇場で戸惑った思い出がある。あれは何だったのだろうか?

 

☆4.0。白黒なのが非常に残念になる映画である。