ジャン・ルノワール監督によるフランスの恋愛映画。出演はシルヴィア・バタイユ、ジョルジュ・ダルヌー、ジャヌ・マルカン。
<あらすじ>
ある天気の良い日のこと、デュフール一家は家族で公園へピクニックに出掛けた。夫が昼寝をしていると、ふたりの青年アンリとロドルフがデュフール夫人と娘アンリエットに声をかけてきた。舟に誘ったアンリは、アンリエットと親しくなり、まるで恋人同士のように寄り添う。
そこに雨が降ってくる。舟遊びは終わった。
数年後、アンリは想い出の公園で、使用人と結婚したアンリエットと再会した。アンリが思いを伝えると、アンリエットは毎晩のようにあの日のことを思い出すと応えた。
<雑感>
ジャン・ルノワールの名作短編。人妻になった女性が少女時代の一幕を思い出す、甘酸っぱい物語。この作品は2度目の鑑賞だったはずだが、以前見たときは確か字幕がなくて、劇場で戸惑った思い出がある。あれは何だったのだろうか?
☆4.0。白黒なのが非常に残念になる映画である。