橋秀綱監督による日本の短編映画。
<あらすじ>
せめて料理でも出来る様になって男心を掴みたい、恋に不器用な35歳独身の橙子。ふと思い出した祖父の言葉で秋刀魚を買ってみるが、料理の仕方が全くわからず、近所に唯一の本屋に立ち寄ってみる。だが、そこは日本文学専門の古書店。
<雑感>
古書店の店主はわけのわからないリクエストをする女性に、七輪でサンマを焼いて食わせる。これは短編としてちょっと雰囲気があって面白かったよ。
焼いたサンマの味ってみんな舌の記憶として残っているから、あれを食べたときの満足感を思い出して映画に感情移入できるのだろうね。
☆5.0。サンマは塩焼きが一番。醤油もいらない。