「クラム」(1994年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

テリー・ツワイゴフ監督によるアメリカのドキュメンタリー映画。

 

 

<あらすじ>

 

ロバート・クラムはアメリカのアンダーグラウンド・コミックを代表する漫画家、イラストレーターである。カウンターカルチャーを象徴するキャラクター「フリッツ・ザ・キャット」、「ミスター・ナチュラル」を生みだし、またジャニス・ジョプリンのアルバム「チープ・スリル」のジャケットを手掛けるなど、60年代後半のアメリカにあって一躍脚光を浴びる存在となった。本作は、過激で辛辣、ときに性的なオブセッションをあらわにしたコミックを描き続けたクラムにカメラを向けたドキュメンタリーである。戦前のブルースへの偏愛、ともに精神を病んでいる兄チャールズ・弟マクソンからの影響、LSDの使用、女性に対する過度な恐怖心と特異な性的嗜好など、自由の国アメリカのダークサイドが映し出される。

 

<雑感>

 

ちょっと怖ろしい類のキャラクターを持った漫画家の話。兄弟全員犯罪性向が高いので遺伝的なものじゃないかなと思われる。個人的にはあまり好きじゃなかった。

 

☆3.0。漫画がなければ普通に犯罪者になっていただろう。