「夏ノ日、君ノ声」(2015年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

神村友征監督による日本の青春映画。出演は葉山奨之、荒川ちか、古畑星夏。

 

 

<あらすじ>

 

高校2年生の哲夫は、ケンカで傷を負い市内の病院に入院している。暇を持て余す哲夫だったが、同じ病院に入院している舞子に出会う。舞子は生まれながら難病を患っており、その影響で声を出すことができず耳も聞こえない。

 

最初は戸惑っていた哲夫だが、舞子の持っていた音声補助装置やメモ帳を使い、文字を交わすことで心を通わせていく。お互いに淡い恋心を抱き始めた哲夫と舞子。退院後も毎日会いに来ると約束した哲夫は、その言葉通り舞子の入院している病院に退院後も通うようになる。

 

一方、哲夫に思いを寄せる幼馴染のユカはそんな2人の関係をよく思っておらず、ひどい言葉で舞子を深く傷付けてしまう。落ち込む舞子だったが背中を押してくれたのは、2人の交際に反対していた舞子の母・喜代美だった。

 

そんな中、誕生日に外出を許された舞子は哲夫に行きたい場所があることを告げる。舞子を喜ばせようと息巻く哲夫だが、徐々に舞子に病魔の影が迫っていた。舞子は転院してしまい、哲夫は彼女に会えなくなる。舞子の父親は手紙すら破り捨ててしまった。

 

ようやく面会の約束を取り付けた日に限り、喧嘩で病院に行けなかった哲夫はそのまま入院する。そんな彼の元に舞子はやってきたが、すでに彼女は亡くなっていた。彼は舞子との思い出をしまい込み、ユカと付き合い始める。

 

<雑感>

 

☆2.7。あ、そうなんだ。てっきり舞子との思い出に浸って終わるのかと思ってたわ。