「神世紀伝マーズ」(2002年作品)第13話 最終回 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:横山光輝、監督:ふじもとよしたか、脚本:藤川桂介、制作:プラム、スタジオガッツ。

 

 

第13話 さらば地球よ

 

最後の神体「ラー」を操るラッシュとの対決の時がやってきた…!!

 

<雑感>

 

マーズが最後に市民に襲撃されていたが、そんなシーンは全然記憶にない。原作のことはほとんど覚えていないようだ。もしかしたらアニメオリジナルかもしれないが。

 

地球人が宇宙に進出したのちに、宇宙全体の脅威となるのかどうかは地球人の進歩に委ねられることになる。こういう表現が長いこと続いていたんだなと。ハリウッドなんかも00年代は宇宙人が攻めてくるみたいな表現が多かった。

 

それは人類の結束とアメリカのリーダーシップを訴えるためのものであったが。ああいう映画を見ても「お前らがリーダーでは地球がまとまらないだろ?」とか「お前らが黒幕になるだけじゃん」とか思わないでもなかったが。

 

90年代から00年代にかけて、昭和40年代生まれがアニメの企画をする立場になり、横山光輝リスペクト、永井豪リスペクトから原作準拠のアニメ化が進んだのだろう。ほとんど売れなかったはずだが、作品数はかなり多い。石ノ森章太郎リスペクトのアニメ化も多かったはずだ。