「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」(2018年作品)感想 | 深層昭和帯

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エミール・クストリッツァ監督によるアルゼンチン・ウルグアイ・セルビアのドキュメンタリー映画。

 

 

<あらすじ>

 

収入の大半を貧しい人々のために寄付し、職務の合間にはトラクターに乗って農業に勤しむ。まん丸な体と優しい瞳。風変わりだけど自然体で大統領という重責を担った、南米ウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカ。

 

国民のより良い生活のために自己犠牲をいとわず、予想外の政策を打ち出す彼の姿に憧れる映画監督がいた。それは故郷ユーゴスラビアの混沌とした時代と庶民をパワフルに描き、世界三大映画祭で絶賛された名匠エミール・クストリッツァ。

 

民族や宗教対立が郷を引き裂く悲劇に巻き込まれたクストリッツアは、トラクターに乗る大統領の存在を知り、「世界でただ1人腐敗していない政治家だ」と直感。2014年からムヒカの撮影を開始し、大統領としての任期満了する感動の瞬間までをカメラに収めた。

 

極貧家庭に育ち、左翼ゲリラとして権力と戦い、13年に及ぶ苛烈な拘留生活を経て、大統領として国民に愛されたムヒカ。波乱万丈の人生が終盤にさしかかった彼が語る言葉に、今こそ耳を傾けたい。

 

<雑感>

 

日本の左翼にこんな人間はいないぞ。ルサンチマンに心を食われた怪物のような人間ばかりだ。そもそも、日本の左翼は国家を否定するからどうしようもない。

 

☆3.0。日本の左翼は税金にたかるばかりで働きもしないし。