「浜の朝日の嘘つきどもと」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

タナダユキ監督による日本のドラマ映画。出演は高畑充希、柳家喬太郎、大久保佳代子。

 

 

<あらすじ>

 

福島県相馬市にある名画座「朝日座」に、茂木莉子と名乗る女性がやってきた。彼女は、この映画館を立て直すためにやってきたのだという。店を畳もうとフィルムを燃やすつもりでいた館長の森田保造は、450万円の借金を抱えており、土地を手放すしかない状態だった。

 

莉子はクラウドファンディングで資金を募り、事業の存続を模索する。すでに解体業者と契約していたため、別途1000万円も必要となっていた。しかし、地元の人間に支えられ、事業計画は別の土地に移り、朝日座は存続されることになった。

 

<雑感>

 

福島のテレビ局製作のドラマ映画らしい。震災やコロナの影響が底流にある。

 

昔よく名画座に通っていた身としては、こういう話は心温まるものがある。でもちょっとご都合主義のところはあるし、テレビ局の思想的なものも入っているし、ウンザリする描写があったのも確かだ。

 

☆2.2。テレビ局は政治はあっても思想がないんだよな。