タナダユキ監督による日本のドラマ映画。出演は高畑充希、柳家喬太郎、大久保佳代子。
<あらすじ>
福島県相馬市にある名画座「朝日座」に、茂木莉子と名乗る女性がやってきた。彼女は、この映画館を立て直すためにやってきたのだという。店を畳もうとフィルムを燃やすつもりでいた館長の森田保造は、450万円の借金を抱えており、土地を手放すしかない状態だった。
莉子はクラウドファンディングで資金を募り、事業の存続を模索する。すでに解体業者と契約していたため、別途1000万円も必要となっていた。しかし、地元の人間に支えられ、事業計画は別の土地に移り、朝日座は存続されることになった。
<雑感>
福島のテレビ局製作のドラマ映画らしい。震災やコロナの影響が底流にある。
昔よく名画座に通っていた身としては、こういう話は心温まるものがある。でもちょっとご都合主義のところはあるし、テレビ局の思想的なものも入っているし、ウンザリする描写があったのも確かだ。
☆2.2。テレビ局は政治はあっても思想がないんだよな。