「今はちょっと、ついてないだけ」(2022年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

柴山健次監督による日本のドラマ映画。出演は玉山鉄二、音尾琢真、深川麻衣。

 

 

<あらすじ>

 

テレビ局で働く宮川良和は、重用していた大物芸人の引退後は仕事が激減してやる気のない日々を送っていた。宮川は仕事を辞め、酒浸りの日々。施設に入れた母の写真ばかり眺めていたことから、妻や子供から見放されていく。

 

母の写真を頼んだのは、有名なカメラマンの立花浩樹。彼の助手として働き始めた宮川は、家を出て瀬戸寛子が住むシェアハウスに引っ越してきた。瀬戸は美容院を馘首になったばかりだったので、立花の写真のメイク担当として働き始める。

 

仕事は順調だったが、生活費に働ないために、それぞれバイトをする日々。そこに落ち目の芸人会田健から仕事の依頼が来る。彼は再ブレイクのために筋トレに励んでおり、肉体美を誇示した写真で再ブレイクを図っていた。だがそれでは弱いと、アウトドアをテーマにした写真で再起を図ることに。これが功を奏して、会田の仕事も増えていった。

 

そこに、住んでいたシェアハウスの解体話が持ち上がる。それぞれ仕事で再ブレイクを果たせそうになっていたが、絆で結ばれた3人は、これからも一緒に働こうと話し合う。

 

<雑感>

 

物語としてはいいけど、映像が平凡なんだよね。普通のカットばかりで魅力に乏しい。平凡なまま進んで、盛り上がりがないまま終わる。でも話はいいんだよ。

 

☆3.0。劇場鑑賞しても損は感じない代わりに、得した気にもならないレベルの作品。