「未来日記」(2011年作品)第25・26話 最終回 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:えすのサカエ、監督:細田直人、制作:アスリード。

 

 

第25話 リセット

 

「神」になった由乃の力で、「サバイバルゲーム」は何度も繰り返されていた!真実を知った雪輝は、「由乃」と「世界」を救うためにすべての始まりである「学校」へ向かう。悲しみと絶望が交錯する中、「神・由乃」との最後の戦いが始まった…。

 

第26話 初期化

 

「神・由乃」の力によって、雪輝は「幻覚空間」に閉じ込められていた。その幸せな空間で両親と念願の星を見に行くことになる。しかし雪輝は本当に愛する人の名前を忘れてしまっていた。両親が温かく見守る中、雪輝はすべてを思い出し、大声で彼女の名前を叫んだ!

 

<雑感>

 

デスゲームものとして進行していて、途中からループものになった。物語が始まったのは2周目で、由乃とムルムルだけが1週目からやってきた存在だった。ムルムルは神に封印された使い魔だったが、1周目の神は由乃になったため、由乃の使い魔になって2周目にやってきて、1周目のムルムルをどこかに閉じ込めていた。

 

2周目は1周目の神の由乃を殺して2周目の世界の神になった。3周目の世界の神はゼウスのままなので、サバイバルゲームは起こっていない。ゼウスに身体を貸したみねねだけが2周目から3周目に移っていて、好きな男と結婚している。3周目のみねねは、テロリストのまま。

 

ざっとこんなオチか。

 

ループものになってからはちょっと駆け足だったのと、平凡な感じもしたが、前後半合わせて良くできていたのではないか。3周目は上手くまとめてあった。可哀想なのは2周目の雪輝だけだな。