「未来日記」(2011年作品)第21・22話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:えすのサカエ、監督:細田直人、制作:アスリード。

 

 

第21話 暗証番号

 

11thを倒すため一時共闘していた雪輝とみねねだったのだが、あと一歩のところで「クワッドタワービル」北塔32階の奥にある金庫室の中に逃げ込まれてしまった。作戦が失敗してしまい、西島を見殺しにされた怒りが収まらないみねねは、雪輝に襲いかかるのだった。

 

第22話 切断

 

崩壊を始めた世界で、死んでしまった人間を生き返らせるために神になると決意した雪輝は、残りの日記所有者である8th上下かまどを倒すために、由乃と行動を共にしていた。その雪輝に「真実」を伝えるために秋瀬或がとった行動とは。

 

<雑感>

 

普通に神になって全員を救うのかとミスリードしておいて、最後に由乃の秘密を持ってきた。双子かと思っていたが、そういうものじゃなくて、同じ人間がふたりいるようだ。同じ人間ということは、並行世界からやって来たか、同じ時間をループしているかどちらかだ。

 

並行世界の描写はなかったはずだから、同じ時間をループしている。同じ時間というのは、同じゲームのことだろうから、この神を選ぶ殺し合いのゲームは過去に何度か繰り返されているのだ。だから、ムルムルが予測する世界との齟齬が出ているのだな。

 

ムルムルにはムルムルの目的があるのだろう。