「NieR:Automata Ver1.1a」(2023年冬作品)第7話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

監督:益山亮司、制作:A-1 Pictures。

 

 

Chapter.7 [Q]uestionable actions

 

▶▶ポッド153より報告 現時点までの任務において、機械生命体の変異体に多数遭遇、一部は戦闘へと発展している。各個体情報は、前回同様にサーバーにアップロード済み。以降の会敵に備え、バンカーでの情報解析と結果の共有を要求する。――― 個体識別信号:<パスカル>の反応を確認 ―――機械生命体の村に所属する一個体が迷子になっている模様。依頼により、森の王国エリアでの捜索を開始する。

 

<雑感>

 

身体のパーツをどこまで交換したら自分が自分でなくなるのか。第6話は記憶が自分を作っているという話だったので連続性がある。レジスタンスのリーダーは記憶により自分が自分であるが、ヨルハ二号はボディを動かすOSとメモリがあるだけだと割り切っている。

 

そして、記憶と歴史についての考察。森の王国と呼ばれる場所に行方不明者を探すために入り込み、そこで、機械生命体が作った王国の歴史に触れるのだ。機械生命体はかなり前から自我が目覚めて命令系統から離反していたようだ。

 

その先には、同じように命令系統から外れてお尋ね者になったアンドロイド。このアンドロイドは、司令部がアンドロイドを裏切ったと感じているのだから、やはり自我が芽生えているようだ。