「ブラックライダー」(1986年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ハーレイ・コークリス監督によるアメリカのアクション映画。出演はトミー・リー・ジョーンズ、リンダ・ハミルトン、ロバート・ヴォーン。

 

 

<あらすじ>

 

ラッキー・ダラー社の脱税容疑を固めるため、FBIは元CIAのクイントを送り込み、証拠のカセットテープを持ち出した。追撃から逃れたクイントは、研究開発中のスーパーカー・ブラック・ムーンの中にカセットテープを隠し、FBIに連絡をする。

 

ところが肝心のブラック・ムーンがニーナという女に奪われてしまう。72時間以内にテープを持ってこいと言明されたクイントは、盗まれた高級車を保管してある秘密のビルの設計図を入手。さらにニーナに近づく。この関係が窃盗団に知られてしまい、ニーナは監禁されてしまった。

 

クイントはビルに潜入。途中でニーナを助け出し、ブラック・ムーンで脱出を試みる。

 

ところが高級車窃盗専用に設計されたビルであったため、そのまま敵のボスのところに運ばれてしまう。追い詰められたクイントであったが、ボスを車ではねて隣のビルへと脱出。FBIにカセットテープを託して報酬を受け取ると、ニーナと共に去っていった。

 

<雑感>

 

ブラック・ムーンという映画用に作られたスーパーカーが登場するのだが、これがまたペタンコの車で、80年代でこんな70年代的なスーパーカーが通用したのかと思い調べてみたら、あまり通用していなかったようだ。海外でも映画の評判はよろしくない。

 

科白が少なく、描写だけで見せていくスタイルは嫌いじゃない。しかし、肝心のスーパーカーがこれではなぁ。カウンタックもどきだもんな。10年は遅れている。

 

☆3.0。証拠のカセットテープでちょっと笑ってしまった。うちにもカセットテープがあるんだよ。再生機がないからそのままにしてあるが。