「truth 姦しき弔いの果て」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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堤幸彦監督による日本のコメディ映画。出演は広山詞葉、福宮あやの、河野知美。

 

 

<あらすじ>

 

35歳シングルマザーの栗林マロンには、金持ちの愛人がいた。その愛人が事故死する。思い出の部屋に向かったところ、ベッドには別の女性がいた。名前は小林さな。彼女も男の愛人だった。部屋にはもうひとり、九条真弓という名の女性も入ってきた。

 

いったいどうなっているのか。3人は話し合いをすることになった。

 

女たちは身の上話からマウント合戦を始める。そして、男が「大事な話がある」と言い残した後に死んだこともわかった。さなは女医で、自身のクリニックを経営していた。そこでは精子バンクを扱っており、一橋大学卒の男はさなのクリニックの精子提供者だった。

 

さながベッドに入っていたのは、そこで男の精子を自分の膣に入れて受胎しようと試みたからであった。男は資産家で、遊んで暮らしていたが、これと言って生きる希望を持っておらず、子供を欲しがっていた。

 

さなは、精子の注射器を他のふたりにも配り、一斉に挿入した。

 

<雑感>

 

堤幸彦監督の50周年記念作品だそうだ。面白いコメディだったが、ウチみたいな子供が出来なかった家はこういう話題の映画は気分が落ち込むのだ。合わなかったとしか言いようがない。

 

☆3.0。まぁでも、コメディとしてはよくできていた。