「ザ・レイプ」(1982年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

東陽一監督による日本の文芸映画。出演は田中裕子、風間杜夫、伊藤敏八。

 

 

<あらすじ>

 

矢萩路子は、一度会ったことのある谷口にレイプされた。恋人の反対を押し切り、谷口を訴えた路子。ところが警察での事情聴取、裁判の過程において酷いセカンドレイプを受ける。それでも戦い続け、勝利を収める。

 

<雑感>

 

原作は落合恵子。現在は左翼の代表のような人間であるが、この小説は比較的まっとうで、女性に対してまるで配慮のなかった昭和の時代においては金字塔的な作品である。映画化されたとは知らなかった。田中裕子の主演デビュー作だそうだ。

 

ハッキリ言って昭和の時代は酷かったからね。女性が社会にいないから男がやりたい放題だった。いまはフェミやトランスがやりたい放題やっている。フェミやトランスなんて昭和の脂ぎったおっさんと精神が一緒だからな。

 

☆3.0。正直かなりしょぼい映画だが、テーマがハッキリしているので。