「マークが再び襲来」(1976年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ステルヴィオ・マッシ監督によるイタリアのスリラー映画。出演はフランコ・ガスパリ、ジョン・サクソン、ジョン・スタイナー。

 

 

<あらすじ>

 

凶悪な麻薬の売人が相棒の身柄を警察から脱走させた。マークは三度潜入捜査官として2人の殺人犯を追跡し、連行する任務に就く。機転の利くマークをボスは気に入り、重宝していく。ところが彼らはテロを目論んでいた。

 

バスを爆破しようと待ち構えていたところ、バイクの男ふたりが爆弾の入ったバッグを持ち逃げしてしまい、それはすぐに爆破。警察が飛んでくる。そのまま列車ジャックを行ったマークらは、またしても人的被害を出してしまう。しかもそれは警官だった。

 

マークはボスと仲間を逃がすよう装い、ハイジャック、車への乗り換えを成功させ、テロリストを街から遠ざけていく。アジトに戻った3人は、マークに金を受け取らせに行く。マークはそこで犯人を逮捕。警察に事件の報告をしに行く。

 

ところが、事件解決の報道の中で、マスコミがマークの名前を流してしまった。ボスはマークが覆面警官だと気づいて発砲。それは、仲間の女に命中して彼女を殺してしまう。マークとボスとの間で激しい銃撃戦となるが、マークが負けるはずがないのだった。

 

<雑感>

 

適当に邦題をつけて捻じり込んできたが、この作品はマーク3部作といって、潜入捜査官のマークが活躍するイタリアの刑事ものシリーズの最終作だ。その前の2作を追加せずになぜ最終作だけ追加しているのかわけがわからん。

 

☆3.0。70年代の作品なので、何もかも古いわけだが、これはこれとして楽しむしかないというか、時代はしょうがないよね。