ロッテ、佐々木朗希がポスティング移籍希望! | 深層昭和帯

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千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(22)が、今オフのポスティングを使ったメジャー移籍を希望していることがわかった。ただし、ポスティングの期限は6日程度しかなく。ロッテは拒否する意向。

 

ロッテ・朗希が今オフのメジャー挑戦要望 ポスティング申請期限は15日に迫る 

 

 

 

 

ウィンターミーティングに参加していた複数のメジャーリーグ関係者の証言と、佐々木の周辺にいる人物からのリークらしい。以前から球団に話していたのか、来年の話なのか、突然言い出したのか、現時点でははっきりしない。

 

初めから5か年計画の育成プログラムであったため、来年オフのポスティング獲得に向けての地均しの可能性が高い。本人もいまだ1年間ローテーションで投げたことがなく、規定投球回数を1度も達成していないので、急に湧いて出てきた話だ。

 

メジャー志向の佐々木がいずれアメリカに行くのは周知の事実であろうし、ロッテ入団時にポスティングを認める条件で入団しているはずだから、驚くべきことではないのだが、問題になるのが25歳以下での渡米は、マイナー契約しか取れないことにある。

 

山本由伸のように25歳でメジャーに行く場合、移籍譲渡金は数十億円(吉田は24億円、山本は推定60億円以上、大谷はルール変更前の移籍であったため、当時満額の23億円)に上るが、マイナー契約では移籍譲渡金は5000万円程度にとどまる。

 

だが、25歳になるまで保有権はロッテが持ったまま、メジャーにレンタル移籍させることは可能。ロッテ側がレンタル料で年あたり1億円程度をメジャー球団から受け取り、2~3年間アメリカでプレーしたのち、25歳になって改めてポスティングでの正式移籍という形にすれば、佐々木朗希は大谷の1年遅れでメジャー移籍が叶い、山本由伸以上の移籍譲渡金が見込める。

 

本人にとってもレンタル移籍で早くにメジャー移籍を果たした場合、大谷のように20代でFAが取れる。本人の成績次第で大型契約が2回取れるのは大きい。25歳になるまでは、レンタル先でメジャー経験が積める。

 

しかし、いずれにせよ、今期はどうやっても無理ではないか。ロッテを優勝させてからメジャー移籍が理想で、それが叶わないならせめて1年間ローテを守るくらいはやらないと。規定投球回数に達したことがないのにメジャーの中4日に耐えられるとは思えない。それに佐々木は千葉マリン専用で、他球団の様々なマウンドで安定した成績を残したわけでもない。

 

まず来年はロッテ、その後25歳まではレンタル移籍、25歳でポスティングでも遅くはないのではないか?