「フレンチ・キス」(1995年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ローレンス・カスダン監督によるフランスの恋愛映画。出演はメグ・ライアン、ケヴィン・クライン、ティモシー・ハットン。

 

 

<あらすじ>

 

結婚寸前のケイトは、突然相手のチャーリーから別れを切り出され、事情を聴くためにパリへと飛び立った。その機内でのこと、謎のフランス人リュックが彼女のバッグに葡萄の苗木とダイヤのネックレスを忍ばせた。それは、男が葡萄園を持つための資金にしようと盗んだものだった。

 

次第に惹かれ合っていくふたり。事件の捜査でやってきた刑事から、ダイヤを変換すればリュックを逮捕しないと取引を持ち掛けられたケイトは、刑事にそれを渡し、リュックには「ダイヤは売った」と嘘をついて自分の貯金を手渡した。

 

そしてカナダに戻ろうとしたケイトを、刑事から真実を知ったリュックが追いかけてくる。ケイトはそのままフランスの葡萄園で暮らすことになった。

 

<雑感>

 

80・90年代というのは、やたらとラブコメとデートが盛んだった時代で、こうしたデートムービーがたくさん作られた。そして時代の寵児ともいえる存在が主演のメグ・ライアンだった。彼女が演じる女性にみんな憧れたものだった。

 

若者はデートカーに乗り、ブランドの服に身を包み、女性をエスコートしていた。すでにバブルは崩壊していたのだが、リストラで切られるのは無能な奴ばかりだと高を括って、みんな背伸びして生きていた。世相は暗かったけどね。

 

☆3.0。日本は滅茶苦茶にされたが、アメリカはまだ景気が良かったんだろうね。