「バトル・インフェルノ」(2019年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ダミアン・レヴェック監督によるアメリカのホラー映画。出演はライアン・グズマン、カイル・ガルナー、アリックス・アンジェリス。

 

 

<あらすじ>

 

幼馴染のマックスとドリューは、リアルタイムで悪魔祓いの儀式を行う「除霊の時間」という番組をネット配信していた。マックスが神父役で出演し、ドリューが構成を考えるヤラセ番組だった。

 

視聴者数はうなぎ登り、インチキグッズの販売も好調で2人は大儲けしていた。ある撮影日、取り憑かれた人間役の俳優が姿を現さず、ドリューは婚約者のレーンに急遽代役を頼む。

 

なんとか無事に撮影はスタートするが、レーンの様子が何かおかしい。台本を無視して、まるで本物の悪魔に取り憑かれたかのように振る舞う。すると突然、スタッフの1人が火だるまになって焼け死んでしまう。混乱するマックスたちをよそに、視聴者数は急に増加していく。

 

レーンに憑りついた悪魔は番組の乗っ取りを宣言。マックスは全裸で悪魔の拷問を受ける。彼は学生時代に女子教師の目を潰したことを告白して死のうとする。ここで視聴者数はさらに増大した。そして復活した魔王が視聴者に呪いをかける。

 

すると視聴者は殺戮を開始。巷は阿鼻叫喚となり、最終的な視聴者数は400万人を超えた。

 

<雑感>

 

こういう作品は、昭和平成の時代ならテレビで成り立っていたのに、時代は変わったものである。放送の時代は完全に終わったな。

 

「ビデオドローム」や「リング」のころはビデオだった。いまはもうSNSばっかりだ。時代についていけてないせいか、どうも恐怖感が薄い。

 

☆3.0。悪魔が配信を乗っ取るというのがなんか納得いかないんだな。