リチャード・ボッディントン監督によるカナダ、南アフリカの冒険映画。出演はジェリ・ライアン、ジョン・ポール・ルタン、エラ・バレンティーン。
＜あらすじ＞
エマとライアンはセスナに乗ってアフリカの鉱山で働く父ポールを訪ねようとしていた。低空飛行を続けていると、民族紛争の地域に入ってしまい、突然銃撃を受けた。セスナは不時着後に爆発。パイロットのクルーガーが大怪我を負ってしまったため、エマとライアンはクルーガーの飼い犬のチヌークを連れて鉱山まで歩くことにした。
しかし、ふたりが歩いていった場所は国境付近で敵対勢力が多く、捜索困難な地域だった。ポールと母親のジェニファーは気が気ではないが、先に発見されたのはセスナ付近にいたクルーガーであった。エマとライアンは、野生動物に襲われながら、野宿を繰り返し、6日間歩き続けた。
ライオンに襲われ、ワニのいる川に堕ちそうになったところを、途中で一緒に遊んだゾウに助けられたふたりは、救助にやってきた両親のジープを発見すると駆け寄り、再会を喜び合うのだった。
＜雑感＞
子供向けのアドベンチャー映画なので、ライオンやワニに襲撃されてもそれほど怖くはない。実際に襲撃されたらたいまつ程度ではひとたまりもないし、ゾウも助けには来てくれない。そもそも野生のゾウとそんなに仲良くはなれない。
☆3.0。可愛い映画だったので、子供のいる家なら安心して楽しめる作品。
