「オーメン666」(2006年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ジョン・ムーア監督によるアメリカのホラー映画。出演はリーヴ・シュレイバー、ジュリア・スタイルズ、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック。

 

 

<あらすじ>

 

外交官のロバート・ソーンと妻ケイトの間に生まれてくるはずの子は死産だった。そこで神父は同時刻に生まれた身寄りのない子を育てないかと提案。ロバートは妻に死産のことを内緒でこの神父の提案を受け入れた。子供はダミアンと名付けられた。

 

その後、ダミアンの周囲で不可解な死が頻発する。なぜかダミアンの出生の秘密を知っているブレナン神父は、ロバート宅を度々訪れて警告を発したが、妻に本当のことが言えないロバートはその都度追い返した。ブレナン神父はダミアンを悪魔の子だと断言していたが、ロバートに聞き入れられないうちに避雷針に胸を貫かれて死亡する。

 

神父の警告はいよいよ現実になってきた。ケイトはダミアンと接触して転落、重傷を負った。そこにカメラマンのキース・ジェニングスから連絡がある。家族を撮った写真に影が映っているというのだ。キースはダミアンの出生について調べることを提案。これにはロバートも同意した。

 

ロバートとキースは、ダミアンの実母の墓を突き止めて中を暴いた。するとそこには、ジャッカルの骨と著しく損傷した新生児の遺体があった。その遺体こそ、ソーン夫妻の子供だった。夫妻の子供は撲殺されたのだ。そこにケイト死亡の知らせが届く。キースは、ダミアンを殺すしかないと提案するが、すぐに看板が激突して死んでしまった。

 

我が子を殺すことを躊躇うロバートであったが、ダミアンの頭に悪魔の印である666の文字を発見して観念する。教会でダミアンを殺そうとするものの、ダミアンは子供の声で「パパやめて」と懇願する。一瞬ためらったところ、警官がロバートを射殺してしまった。

 

外交官であるソーン夫妻の葬儀は大統領も出席した盛大なものになった。そして彼は、ダミアンと手を繋いでいるのだった。

 

<雑感>

 

リメイク版「オーメン666」を視聴した。そこでふと気になったのだが、オレはオリジナルを見た記憶がない。我が家はホラー禁止の家で、脳に微細な傷がつくようなショッキングな作品はずっと観させてもらえなかったのだ。

 

だが、映画の内容は気になる。友人との会話するためにも話は知っておきたい。そこで映画に詳しい友人にネタバレしてもらっていたのだ。だから、映画を見たことないのに内容を知っている作品が結構ある。「オーメン」もそうだった気がする。

 

嫁はこの映画しか見たことなく、彼女もオリジナルを見た記憶がないそうだ。配信サイトで探してみよう。

 

☆3.5。何となくこれくらいな気がしたが、オリジナルとの比較をしていないので評価には自信がない。