「アンビュランス911」(2015年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

アラン・スミシー監督によるアメリカのホラー映画。出演はケイン・ホッダー、ビル・モーズリイ、ケイトリン・ハリス。

 

 

<あらすじ>

 

911要請を傍受して苦しんでいる事故被害者に乱暴を行う犯罪者が現れた。その息子たちも中年になり同じような犯罪者になってしまう。息子たちは事故の被害者を攫ってはミンチにしていた。兄弟の名はダリルとジョン。スクラップ置き場で働いていた。

 

ブラッドとレイチェルはカーセックス中に彼らの襲撃を受けた。ブラッドとレイチェルの仲間がダリルとジョンの母親を轢き殺したことから、兄弟は復讐を誓っていた。犯人は若者グループのリーダーのジェイソン。ダリルとジョンは彼らを次々に誘拐して殺していった。

 

ジェイソンは兄弟に気づいて戦うが、ふとしたことでジョンがダリルを殺してしまい、若者グループのエイミーは逃走に成功する。しかし、ジェイソンとエイミーがホッとしたのもつかの間、ジョンが車で突っ込んできた。

 

<雑感>

 

ダリルとジョンの父親はDV野郎という設定で、母親を殴ることからいかっらダリルによってロボトミー手術を受けている。それで奴隷のようにおとなしくなったという設定。兄弟の凶暴性が父親譲りだと思わせておいて、実は復讐のためにやっていると善悪を入れ替えている。

 

ダリルがジョンに襲われたのは、エイミーを虐めている姿が父親のように見えて発作的に殺してしまったというもの。もうメチャクチャである。

 

☆3.0。ドリルを使ったり、いろいるウンザリする描写が多い。