「AIの遺電子」(2023年夏作品)第5話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:山田胡瓜、監督:佐藤雄三、S構成:金月龍之介、Cデザイン:尾崎智美、制作:マッドハウス。



第5話 調律

ヒューマノイドは人間とは異なり、電脳を書き換えることで様々な精神治療ができる。生きづらさを抱える患者に、そうした「調律」はどこまで許されるのだろう。睡眠に悩むワケありの男と、学校に馴染めずピアノを弾いてばかりの子供。2人の患者が須堂の心を揺さぶる。

<雑感>

人間とAIの情動についての話。情動って脳内物質に影響されそうなものなのに、AIの場合はどうなるという言及がなされないまま話が進んでいってスッキリしない感じ。脳内の何かを調律することでイライラしなくなり、代わりにピアノの演奏に影響が出る。これがどう関わっているのか曖昧なままだ。

なんだかスッキリしない内容が続いている。話の中心線が見えてこない。