浅川りか監督による日本の短編アニメ映画。
<あらすじ>
薄暗い町を1人の老女が歩いている。道はぬかるみ、どこの家も窓を閉じている。 ふと足を止めると、喫茶店が1件だけ空いていた。店の店主は、戦争で離れ離れになった昔の恋人だった。昔の記憶が手に取るように蘇り、2人は失った時間を取り戻そうとする。
<雑感>
手描きの味のある絵で画面構成もそんなに悪くない。4分の作品だけど印象的でもある。内容はそれほどでもない。思い出が蘇ると同時に、悲しい記憶の先に美しい現実を持ってきたのはいいと思う。
☆3.5。短編アニメはいいものが多いが、女性は戦争などに頼りがち。