「記憶の淵」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

浅川りか監督による日本の短編アニメ映画。

 



<あらすじ>

薄暗い町を1人の老女が歩いている。道はぬかるみ、どこの家も窓を閉じている。 ふと足を止めると、喫茶店が1件だけ空いていた。店の店主は、戦争で離れ離れになった昔の恋人だった。昔の記憶が手に取るように蘇り、2人は失った時間を取り戻そうとする。

<雑感>

手描きの味のある絵で画面構成もそんなに悪くない。4分の作品だけど印象的でもある。内容はそれほどでもない。思い出が蘇ると同時に、悲しい記憶の先に美しい現実を持ってきたのはいいと思う。

☆3.5。短編アニメはいいものが多いが、女性は戦争などに頼りがち。