「サマータイムレンダ」(2022年春作品)第4話 感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:田中靖規、監督:渡辺歩、シリーズ構成:瀬古浩司、制作:OLM TEAM KOJIMA。



#04 未視感(ジャメヴ)

夏祭りの夜、慎平の前に現れた潮の「影」。他の「影」とは異なり、まるで生前の潮本人のように振る舞う彼女に混乱しながらも、もう二度と会えないはずの潮との会話に慎平は喜びを隠せない。「影」を警戒する澪や窓に見つからないように慎平は潮を隠すが、妹たちに会いたいと不満げな潮。

潮は屋台のお面をつけてみんなの前に姿を現した。驚愕したのは澪だった。澪は慎平に離れるように叫んだ。しかし、そこにいた慎平は「影」だった。潮の「影」は仲間たちを裏切っていたのだ。慎平の「影」は潮の腕を絞り上げていく。

その10分前、窓たちに合流する為ヒルコ様に向かう慎平の前に「影」の澪が再び姿を現す。澪の「影」は慎平の「影」とともに彼から最新の記憶を奪い、携帯を取り上げた。澪の「影」は慎平を殺そうとするが、慎平の「影」がそれを制した。慎平の「影」はループの原因を知るために、本体を生かしておくことにしたのだ。

慎平の本体を痛めつける澪の「影」。それを撃ち殺したのは、フェリーで一緒だった巨乳の女性だった。

<雑感>

潮がもし「影」なら。もうちょっと戦闘力が高いのではないのか? それとも、死んだのが「影」で本人が生きていたってことなのだろうか? 本物の潮が水中で反撃して「影」を殺したのか? そもそも水中で「影」ってできるのか? いろいろわからないことが多い。

菱形窓が「ちょっと調べたいことがある」と話していたのは、彼の父親が司法解剖したときに、人間の死体じゃないと気付いたってことなのだろうか。潮は生きていた可能性があるかもしれない。

またよくわからないのは、ループする前だったか、2回目のループのときだったか、あの黒服の巨乳の女性を慎平が探していたことになっていたこと。そのとき彼は黒服の女性は探しておらず、次のループのときから探し始めたはず。何か見落としているのだろうか?