監督:米田和弘、原作:斉木久美子、キャラクターデザイン:岸田隆宏。
第2話「銀橋を目指す者」
入学が決まった予科生たちの学校生活が始まった。彼女らは本科生に指導され、朝の清掃活動から始めることになった。それぞれが個別に先輩について担当の場所の清掃内容を教わる。渡辺さらさの担当は高卒で紅華歌劇音楽学校に入学してきた中山リサだった。
授業の前に劇場を見学させてもらえることになった予科生たちは、舞台裏を見学しながら挨拶を行っていたが、渡辺さらさだけ舞台に上がってしまい、驚いた舞台監督らは彼女にライトを当ててしまった。
<雑感>
第2話も最高に面白かった。夏アニメはおそらくこれが1番じゃないかな。まだ韋駄天があるけど、オリンピック関連は全部失敗しそうな気がする。無観客じゃ盛り上がりようがない。始まるのも遅いし、あれはもうアカンかも。
こういう作品は別に荒れこそ小細工する必要なんかなくて、歌劇音楽学校の入学から卒業まで手順を負って描くべきことを描いていれば面白くなる。あとはどれだけキャラが立つか。立たせることが出来るか。第2話は予科生も本科生も大体どんな人間か説明してあったし、さらさの舞台への憧れも綺麗に描けていた。こんな感じでやってくれればいいんだよ。
少女漫画はこうでなきゃいけない。底辺向け少女漫画なんかいらん。親に大事に育てられた女の子だけが少女漫画を読めばいい。