「鬼滅の刃 遊郭編」(2021年秋作品)第3話 感想 | 深層昭和帯

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監督:外崎春雄、原作:吾峠呼世晴、キャラクターデザイン:松島晃、制作:ufotable。



第三話 何者?

吉原の遊郭に潜入した炭治郎、善逸、伊之助は、先行して捜査していた音柱宇髄天元のくのいちである3人の妻を探した。善逸が引き取られた店には、店の看板である花魁蕨姫がおり、女たちの自殺や足抜けなどが頻発していた。

荻本屋に潜入した伊之助は、食事を摂らない女がいるとの噂を聞いて調べてみた。天井裏に気配を感じて追いかけたが、取り逃がしてしまった。

同日京極屋でのこと、部屋から女の泣き声がするのを耳にした善逸は、思い切って障子を開いたところ、下女のひとりが泣きすすっていた。声を掛けようとすると、後ろから気配もなく蕨姫が近づいてきて善逸を叱った。善逸はその心音から蕨姫が上弦の鬼であることを見破った。

その場は店の主人が収めたが、気を失い寝かされた善逸は、ひとりになった瞬間に襲われた。

<雑感>

蕨姫ともうひとり伊之助のところにいた天井裏の何かが鬼なのだろう。遊郭のような華やかなところにいながら表に出ず、闇に隠れて生きているということは、容姿は醜く、おそらくは男、蕨姫の肉親だろう。父か兄。父親を醜く書くのは少年誌では厳しいので、兄か義理の兄だろうな。

かなりの長寿で柱を7人も殺して食っているというのだから、相当強いのだろう。男の方はどうなのだろうか?