「どすこい!すけひら」(2019年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

宮脇亮監督による日本のドラマ映画。出演は知英、草川拓弥、金子大地。

 



<あらすじ>

田舎育ちの綾音は太っていた。それを悪いと思っていなかった彼女は初恋の男性隼人に告白したがあっさりフラれてしまった。エステで聞いた言葉に感銘を受けてイタリアにチョコレート修行に出掛けた彼女は、事故で胃袋が半分の大きさになってしまい、スレンダーになってしまった。日本に戻った彼女は、エステショップで働くことになった。

エステショップでアイドルの拓己と出会った彼女はまたしても一目惚れ。拓己もまた乳搾りで鍛えた綾音のテクニックに惚れ、ふたりは付き合うことになった。パーティーに参加した彼女は、そこで初恋の隼人と再会。彼もまたアイドルになっていた。見違えるように痩せた綾音に気づかず、隼人も交際を申し込む。だがこれは、拓己を出し抜くための作戦だった。

そうと知った綾音は怒り拓己の下に走るが、彼には恋人がおり、ふたりの関係は微妙なまま終わる。

<雑感>

最後は拓己の別れた恋人がそうはさせじと芸能記者を使って演出したみたいな感じだった。芸能界とか芸能マスコミってまだあるのか? まだそんな需要があるんだなって。

おそらくこの作品の原作は漫画のはず。初恋の人との出会いが仏像の頭が転がってくるとか、漫画家ならやりそうな展開だった。次同じ女性であれば許されることってあるからな。個人的には男だろうが女だろうがオカマだろうが表現は自由にすればいいって思っている。自由にやらせて、その上で許されるか許されないかを読者が判断すればいい。

☆3.5。個人的には男性アイドル役があまりイケメンとは思えなかった。