「寄生獣 セイの格率」(2015年冬作品)第24話・最終回 感想 | 深層昭和帯

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原作:岩明均、監督:清水健一、シリーズ構成:米村正二、制作:MADHOUSE。



final stage 寄生獣

寄生獣の活動は世界的に鎮静化した。本気を出した人間は、寄生獣を容易く制圧できると知らしめた効果は大きかった。ミギーもまた考え続け、新一の右手の中で深い眠りに就く決断を下した。夢の中で新一に別れを告げたミギーは、活動を停止した。新一は浪人生となり、穏やかに暮らした。一方で、街では犯罪が増えてきていた。それは、浦上が警察から逃げたからであった。

浦上は里美を拉致して屋上に誘い込むと、新一を恫喝して自己肯定しようとした。彼は自分の異常性こそが人間性だと聞きたがっていた。新一が何かを言おうとしたのを里美が制し、警察に連絡するよう叫んだ。浦上が里美を殺そうとするのを見た新一は、やはり彼と戦うことにした。浦上は簡単に倒したが、里美はビルの屋上から落ちてしまった。それを助けたのはミギーであった。

<雑感>

最終回は逃亡していた浦上に関する逸話と、新一とミギーの別れが中心。クライマックスは第23話だったな。