「BECKY ベッキー」(2020年作品)感想 | 深層昭和帯

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ジョナサン・ミロ、カリー・マーニオン監督によるアメリカのスリラー映画。出演はルル・ウィルソン、ケヴィン・ジェームズ、ジョエル・マクヘイル。

 



<あらすじ>

母親を病気で亡くしたベッキーは、素行不良の兆候があった。心配した父親のジェフは彼女を思い出のバンガローに連れていくことにした。喜んだベッキーだったが反抗的な態度は変わらず、ジェフが知り合いの家族も招待したと知って拗ねてしまった。その家族は父の再婚相手。13歳のベッキーにはつらいことだった。

ところがそこに警官の服を盗んで刑務所から脱走してきたネオナチの集団がやってきた。ジェフらは犯人に捕まってしまうが、秘密基地にいたベッキーは無事だった。ベッキーは犯人らを欺き、倒していく。犯人の仲間のひとりはベッキー殺害をためらい、途中で逃走。だが最後はベッキーに殺されてしまう。

ベッキーは警察に聴取される。彼女は自分の凶暴性は隠して、被害者を装った。

<雑感>

スリラー映画としてはよくできていた。ただ、アメリカってこんな話が多すぎる。戦闘力の高い人間(老若男女問わず)人を殺しまくってイキる話。強いこと、殺したこと、戦う状況に身を置いたことなどを深く考えようとしない。殺された人間、負けた人間のことも考えない。

☆3.5。なんでこんなにイキっているのか?