「夏への扉」(1981年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:竹宮恵子、演出:真崎守、制作:東映動画、マッドハウス。



<あらすじ>

寄宿舎で学業に励むマリオン・フィエスは、美しい容姿と頭脳、胆力を備えた少年だった。あるとき彼の主催する合理党で喧嘩が起こり、仲裁に入った彼はガブリエルと度胸試しをすることになる。列車に背を向けた状態で線路に立ちすくんだふたりは、どちらが先に逃げ出すかを競った。勝ったのはマリオンだった。

そのとき彼は年上の女性サラ・ヴィーダと出会い、肉体関係になる。はじめこそ秘めた恋だったが、堂々と交際を誇るようになっていく。するとマリオンを慕っていたクロードが自殺。他のメンバーも恋愛のもつれで決闘騒ぎを起こした。

決闘を止められるのはマリオンしかいないと知らされ駆け付けたものの、銃弾に倒れ死んだのはマリオンだった。

<雑感>

小学生のころ読んで感銘を受けた作品だが、おっさんとなったいまでは「だから女は極楽に行けないとお釈迦様に嫌われるのだ」と思わないでもない。

☆3.0。LGBT運動のせいで一切の興味を失った分野だ。