「HELLSING OVA」(2006年~12年作品)第10話・最終回 感想 | 深層昭和帯

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HELLSING X



<あらすじ>

少女の姿になったアーカードが死んだ人間の血を取り込んでいく。子供の姿になったウォルターにはもはやなすすべがない。アーカードは解き放った者たちを再び吸収していく。その中にシュレディンガー准尉が自殺して紛れ込んだ。彼の意識を取り込むと、自分を自分で観測できなくなって消滅する。こうしてアーカードの存在は消滅した。

飛行船の中では少佐とインテグラル、セラスが対峙していた。少佐を撃つとなんと彼はロボットだった。恩讐のロボットもついに尽き果て、インテグラルとセラスは世俗へと帰った。

数十年後、アーカードは体内のシュレディンガー以外の亡霊を統べて殺し尽くして戻ってきた。

<雑感>

まさかこんなに面白かったとは。この作品はアニメを再視聴する前の作品だが、当時通っていたレンタルの店にあったのかなかったのか、目立たないパッケージだったのか、有名な割に目にしなかったな。誰かに視聴を勧められたことはあったのだが、ないものは借りられない。

そして配信の時代になってようやく目にする機会が出来たってことだ。そう言えば「ドリフターズ」のときに「HELLSING OVA」の方が面白いと勧められたんだっけ。興味を持って借りようとしたら、テレビ版はつまらないから必ずOVA版を探せと念を押されたのだが、そんなにひどかったのか?