「灼眼のシャナII」(2007年秋~09年冬作品)第9話~12話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

監督:渡部高志、原作:高橋弥七郎、キャラクターデザイン:大塚舞、制作:J.C.STAFF。



第09話 哀しみのマイルストーン

20世紀のこと、ニューヨークにいたマージョリーは自分に憧れるユーリ少年に一抹の不安を抱えていた。マージョリーを狙う穿徹の洞アナベルグが動き出し、さらにシュドナイも加わって彼女が危機に陥ったとき、ユーリは彼女を助けたが、怒ったアナベルグらに殺されてしまった。佐藤啓作はその話の真意を測りかねていた。一方で悠二は自在法の練習で、とんでもない力を発揮してしまっていた。

第10話 帰ってきた男

マージョリーの助けがしたいというユーリを、彼女は利用した。彼女には復讐すべき相手がおり、それを倒すまでは死ねないのだ。一方悠二は自在法の練習中にマージョリーが追っているという銀色の炎を出してしまった。理由がわからず困惑するシャナとアラストール。大変な事態に巻き込まれつつあるなか、学校では文化祭が始まろうとしていた。

第11話 約束の二人

文化祭の準備が着々と進んでいく。

第12話 清秋祭始まる

ニューヨークで銀色の炎について調査をしていたヴィルヘルミナは、内容についてマージョリーに話す必要があったが、生徒らは文化祭の真っ最中、1日だけ待ってもらうことになった。学園祭を楽しむ一行だったが、仮装パレードの優勝者を決める席に突然つむじ風が起こり、彩飄のフィレスが姿を現した。

<雑感>

1クール目の後半からはいろいろきな臭くなってくる。のちに祭礼の蛇と合一する坂井悠二を巡って大騒動になるが、その前に零時迷子を作り出したフィレスとヨーハンの話が挟まる。

このあたりの話は結構複雑なので、原作で読む方が面白いだろう。アニメでやっていたら時間が掛かりすぎるところだ。構成が難しいこの作品をよく6クール分も作ったものである。

吉田一美がそろそろ黒くなり始めていて笑う。なんか彼女の黒さを面白がる何かOVAみたいなものがあったはずだが、今回それはパスさせてもらう。「シャナたん」とかいうのがあったはずなんだ。