「食と真 狂おしく愛しいシェフたち」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

齋藤俊道監督による日本のドキュメンタリー映画。

 



<あらすじ>

日本を代表する4人のシェフに焦点を当て、日本のユニークで洗練された食文化の背後にある真実を探るドキュメンタリー作品。

各人が"完璧を追求する"ために自分の料理に細心の注意を払っていますが、そのアプローチはまったく異なり、対照的。それぞれ異なるルーツと信念を持ち、ある者は精神的な修養、美的な創造性を追い求め、またある者は質の高い食材を求めて⽣産者や仲卸業者との密接な信頼関係を作り上げています。
シェフのパーソナリティや苦悩がどのように傑作を生みだしていくのか?

世界的に有名な食の専門家や美食家も、シェフのあくなき追求の裏にある物語のさらなる深みに観客を導きます。4人のシェフを通して、東京は世界で最も偉大な食の街の1つであることを伝える作品です。

<雑感>

取り上げられているシェフは篠原武将、庄司夏子、須賀洋介、杉田孝明の4名。貧乏くさい邦画界にあって、ようやくまともなドキュメンタリーを見た気がする。料理をメインにした作品ではなく、シェフの姿勢を追いかけた作品なので、どのシェフも表情豊かに撮られている。

☆5.0。こういう作品を望んでいるんだよ。左翼の妄言なんかいらない。