「SLEEP マックス・リヒターからの招待状」(2019年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ナタリー・ジョンズ監督によるイギリスのドキュメンタリー映画。

 



<あらすじ>

2018 年 7 ⽉、真夜中のロサンゼルス。総合芸術施設であるグランド・パークに、⼀⼈のミュージシャンがやって来た。“眠り”をテーマとした異⾊のコンサート【SLEEP】の中で演奏される「SLEEP」の作曲を⼿掛けたマックス・リヒターだ。

コンサートは明け⽅まで約 8 時間以上に渡って続くため、リヒターをはじめ演奏者たちは準備に余念がない。やがて観客たちが⼊場。ステージの前には簡易ベッドが並び、観客は寝袋を出したり⽑布を広げたり、それぞれのやり⽅でコンサートに備える。

驚くべきことに、ミュージシャンが演奏中に観客は寝てもいいし、会場を⾃由に歩き回っても、外に出ても構わないのだ。そんな型破りなコンサートをリヒターが思いついたのは、睡眠に対する素朴な興味からだった。

睡眠は⼈間にどんな影響を与えているのか。⾳楽はどんな⾵に⼈間の脳に影響を与えるのか。リヒターは脳科学者のデイヴィッド・イーグルマンの協⼒のもと⾳楽と睡眠を科学的に分析し融合、これまでに誰も経験したことのない新しい⾳楽体験、そして最⾼級の“眠り”と“⽬覚め”へと導くための楽曲「SLEEP」を作り上げていく。

<雑感>

こんなことは40年近く前に谷山浩子が「眠れない夜のために」でやってるだろ? 寝られないなら運動しろ。6時間歩き続ければ阿呆のように眠ることができる。でも雪山で遭難しても寝るなよ。