ナタリー・ジョンズ監督によるイギリスのドキュメンタリー映画。
<あらすじ>
2018 年 7 ⽉、真夜中のロサンゼルス。総合芸術施設であるグランド・パークに、⼀⼈のミュージシャンがやって来た。“眠り”をテーマとした異⾊のコンサート【SLEEP】の中で演奏される「SLEEP」の作曲を⼿掛けたマックス・リヒターだ。
コンサートは明け⽅まで約 8 時間以上に渡って続くため、リヒターをはじめ演奏者たちは準備に余念がない。やがて観客たちが⼊場。ステージの前には簡易ベッドが並び、観客は寝袋を出したり⽑布を広げたり、それぞれのやり⽅でコンサートに備える。
驚くべきことに、ミュージシャンが演奏中に観客は寝てもいいし、会場を⾃由に歩き回っても、外に出ても構わないのだ。そんな型破りなコンサートをリヒターが思いついたのは、睡眠に対する素朴な興味からだった。
睡眠は⼈間にどんな影響を与えているのか。⾳楽はどんな⾵に⼈間の脳に影響を与えるのか。リヒターは脳科学者のデイヴィッド・イーグルマンの協⼒のもと⾳楽と睡眠を科学的に分析し融合、これまでに誰も経験したことのない新しい⾳楽体験、そして最⾼級の“眠り”と“⽬覚め”へと導くための楽曲「SLEEP」を作り上げていく。
<雑感>
こんなことは40年近く前に谷山浩子が「眠れない夜のために」でやってるだろ? 寝られないなら運動しろ。6時間歩き続ければ阿呆のように眠ることができる。でも雪山で遭難しても寝るなよ。