「リトルウィッチアカデミア TVシリーズ」(2017年冬春作品)第20話 感想 | 深層昭和帯

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今週も良かった。毎回外れがないな。



先週の回でダイアナがキャベンディッシュ家の当主になるためにルーナノヴァを退学するという話だったが、それを阻止しようと蛇を使わした叔母のダリルらの妨害に遭ってしまう。その話を盗み聞いたアッコは、いてもたってもいられなくなってついダイアナを助けに行ってしまった。

ダイアナは無事に蛇から逃れたものの、刻限が迫っていて間に合わないと判断し、アッコの介抱に勤めていた。その際にダイアナからキャベンディッシュ家が代々行ってきた慈善活動の話を聞いたアッコは、そんな夢があるならと最後まで諦めず儀式の場へと向かうべきだと主張した。

そのときシャイニィロッドが輝きだし、新たな言の葉がその杖に宿った。シャイニィロッドはシャリオの箒に変化した。ダイアナとアッコはそれに乗って儀式の場へと挑んだ。

ところがまたしてもダリルとふたりの娘の妨害に遭ってしまう。窮地に陥るかと思われた矢先、3人には儀式を妨げたものへの呪いが降りかかった。儀式への参加を取るか、叔母らを救うか悩んだ末、ダイアナは儀式を諦め、叔母たちを救った。

刻限内に儀式を終えられなかったダイアナは、キャベンディッシュ家の当主になることはできなかった。目的は果たせなかったものの、没落し散り散りになりつつあった旧家はダイアナが戻ってくるまで家を持たせる目的で団結し、叔母の改心もあってダイアナは再びルーナノヴァ魔法学園に戻ることになった。

というお話。

今週の絵コンテは「ブブキ・ブランキ」監督の小松田大全。絵コンテとか演出だと普通に面白いんだよね。感情に流されっぱなしのアッコが上手く描けていた。あの泣き顔のシーンは良かったよね。

今回の逸話でダイアナがかつてシャイニィシャリオに憧れる普通の女の子だったことが明かされ、今後のキャラに若干の変化が起こるかもしれない。

そういえば先週コメントがあった人は反対番の子じゃなくて、どっかの馬の骨らしい。いや、馬の骨かどうか知らんけど。関係ない他人だったってことで、犯人捜しはやめてください。

シャリオカードってコンプリートすると何か起こるのだろうか? レアカード以外全部持ってるアッコとレアカードしか持ってないダイアナとの友情が七つ目の言の葉を開くのだろうか?

TRIGGER作品は、やっぱり最後は友情で〆て欲しいよな。

「キルラキル」のラストも良かったわ。いま思い出しても泣ける。