「信長の忍び~姉川・石山篇~」 (2018年春夏作品)第59話 感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ただでさえ短いアニメがさらに短く感じる回だった。体感15秒くらい。



僚友三田村左衛門の首を自ら掻っ切り織田陣営に潜入した遠藤直経。

彼は織田信長の姿を見つけるや突進し最後の刃を振るう。ところが遠藤直経の顔を知っていた竹中半兵衛の弟久作が寸でのところで発見して彼を食い止める。最後に仕留めたのは久作の従者不破矢足といわれているがこれは確定した事実ではない。

アニメは最後のとどめを刺したのは千鳥ということにしてあった。千鳥はかつて遠藤に助けられた恩がありそれを返そうとしたのだが遠藤はこれを認めず戦国の世、また武士の習わしに従い視力を失いながら最後まで戦い続ける。結局最後は千鳥が討取った。

甘いことを言っていると最愛の人を失うというのはのちのち伏線になりそうな部分。

これで姉川の戦いの勝敗は決したが、浅井、朝倉との戦いは織田家の重臣の命も次々に奪っていくことになる。

宇佐山城の戦いで織田の重臣森可成が大活躍するのはもうすぐ先。姉川の戦いでは磯野員昌隊の猛攻を食い止めている。