「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」(2022年秋作品)第1話 感想 | 深層昭和帯

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原作:三浦建太郎、再編集版監督:佐野雄太、キャラデザ:恩田尚之、制作:STUDIO4℃。



第1話 黄金時代

傭兵として生きてきたガッツは、灰色の騎士バズーソを討ち取って名を挙げた。彼は臣下に取り立てるとの申し出を断り、次の戦場へと赴いたが、途中鷹の団コルカスの襲撃を受けてしまう。コルカスがガッツに殺されそうになると団長のグリフィスは副長キャスカを差し向ける。

ところが女剣士として名を馳せるキャスカもまるでガッツに歯が立たず、グリフィスが自ら出撃して一撃でガッツを仕留めた。気を失っていたガッツに対し、グリフィスはキャスカが裸になって温めるよう命令していた。

驚いたガッツのところにやってきたグリフィスは、自分の仲間になるよう申し込んだ。ガッツはこれを断り、ふたりは剣で決着をつけることにした。ガッツは不利になるや目潰しでグリフィスの上に馬乗りになって殴り続けた。だがグリフィスはガッツの関節を外して戦いに勝った。

ガッツはグリフィスのものになった。

<雑感>

2012年から劇場版3部作として公開されたSTUDIO 4℃版の「ベルセルク」をテレビ用に再編集した作品。もっと適当な再編集版かと勝手に思い込んでいたのだが、新規カットをかなり加えた力の入ったものだった。おそらく黄金時代編のアスペクト比も劇場用であることから、これが黄金時代編の決定版になるだろう。素晴らしい内容だった。朝から目が冴えたわ。

元が劇場版なだけあって作画がいい。CGもレベル高い。世の中には恩田尚之のキャラクターデザインが気に入らない人間がいるそうだが、オレはアニメなら劇場版の絵が一番好きだな。