「ちはやふる 3」(2019年秋~2020年冬作品)第4話 感想 | 深層昭和帯

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白熱の吉野会大会の続き。現在ベスト8の4試合。府中白波会から4人が残っている。



綾瀬千早 vs 猪熊遥

綾瀬が先取したが猪熊が取り返して綾瀬不利な状況で試合が展開される。しかし敵陣に送った「ちは」を取って盛り返す。猪熊は全盛期の調子が戻ってきて有利に試合を進めるが、最後のところでまだ小さな子供が試合会場に入ってきてしまった。それがどう影響するか。

真島太一 vs 須藤暁人

須藤が真島を苛め抜く。真島はひたすら耐えながら離されず、確実に練習してきたことを実戦で試みる。真島不利ながらそのしぶとさに須藤が疲れ始めてきた。暗記力に勝る真島と試合巧者須藤がほぼ互角のまま終盤までもつれる。ヒョロのB級勝利に両者が奮起する。

原田秀雄 vs 村尾慎一

現役挑戦者村尾に対して原田が序盤で10枚差をつけられる。このまま一気にと思われたが終盤にかけて原田が盛り返し、村尾は差がつけられない。原田は相手を威圧する作戦で食らいついていく。中盤、府中白波会の不利を見たところでわざと大声を出して他の選手に攻めかるたを思い出させる。

坪口広史 vs 綿谷新

綿谷新に対して現役関東代表坪口が押される展開。感じの良さで取っていく選手ではなく、かるたそのものが上手い綿谷に大苦戦。


話はここまで。綿谷新の試合はあまり描写されていない。関東代表の坪口に勝つとしたら、関西代表は綿谷新で決まったようなものになってしまう。ここの描写が難しいところだ。あまり早く綿谷新を挑戦者にしてしまうと漫画の展開が難しくなる。

作者と編集は悩ましいところだったろう。

とにかく面白い。猪熊遥6段はいいキャラだ。今週も2話連続放送なので次も楽しむ。