「生きていた野良犬」(1961年作品)感想 | 深層昭和帯

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舛田利雄監督による日本のアクション映画。出演は二谷英明、笹森礼子、川地民夫。

 



<あらすじ>

ヤクザの武部次郎は兄である太郎の身代わりで刑務所に入ったのに、収監中に太郎は何者かに殺され、組は舎弟の大村と坂崎に盗られていた。復讐に燃えた次郎は、兄を殺した犯人を追っていくがその途中で大村は殺され、坂崎が組長に昇格した。次郎が疑われたが、ストリッパーに匿われて必死に逃げ、ついに坂崎との対決となったが、坂崎に目をつけていた警察が彼をしょっ引いた。

<雑感>

二谷英明のアクション映画なのだが、いまひとつ華やかさがなかった。泥臭い復讐劇といえば聞こえはいいが、主役を輝かせないと日活っぽくない。男前なのにいまひとつこれといった代表作がなかったよな。

☆2.8。二谷英明が野良犬のようにしぶとく追い詰めていくところがいいのだが、どうしてこんなに冴えない映画になってしまったのか。