「ウルトラQ」(1966年作品)第1話 感想 | 深層昭和帯

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第1話「ゴメスを倒せ!」脚本:千束北男



新しい方のシリーズは未視聴なのでいつか配信に加わったら見たいと思っている。

<あらすじ>

トンネル工事中に見つかった巨大な卵。発見した男の謎の発狂。新聞記者江戸川由利子は「トンネルの中にトンネルが」との謎の言葉の意味を探るために万城目淳、戸川一平らとともにヘリで現地へと向かった。

しかしいっこうに手掛かりが掴めない。そこで江戸川由利子と万城目淳はトンネルの中へと入ってみることにした。残された戸川一平初めて、現地で知り合った新聞記者と現場主任の息子とともにこの地に伝わる伝承を訪ねてある寺へと向かう。

彼らがそこで眼にしたのは、怪獣ゴメスが現れるとき怪鳥リトラが生まれてこれを倒すという言い伝えを記した文書であった。巨大な卵がリトラのものだと考えた少年はそれを大人たちに訴えてみるが誰も信用しない。ところがそのとき江戸川由利子と万城目淳はトンネルの中でゴメスと遭遇して閉じ込められていた。少年は卵を孵そうと火を起こした。

救出された江戸川由利子と万城目淳を追ってゴメスが姿を現し、伝説の通りゴメスとリトラの壮絶な戦いが始まった。

<感想>

この作品はすべてアフレコで科白が入れられているので、とにかく聞き取りやすい。次郎少年の声も俳優が後であてているので子役の声なのに科白がはきはきしている。この当時のドラマや映画はほとんど手間のかかるアフレコでやっていた。

怪獣対怪鳥の戦いが堪能できる作品。初回に馴染みのあるゴジラ系のゴメスとラドン系のリトラを出したのは正解だったと思う。

子供たちは怪獣の姿をテレビで観ることが出来て大興奮だったろう。いま観ても楽しい。