「朝が来る」(2020年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

河瀨直美監督による日本のドラマ映画。出演は永作博美、井浦新、蒔田彩珠。

 



<あらすじ>

栗原清和・佐都子夫妻には子ができず、養子縁組をすることになった。子供は朝斗と名付けた。幼稚園に入ったころ、実母から「子供を返すか、金を出すか」と電話があった。会って話をしてみると、それは夫妻が知っている人物ではなかった。彼女はウソを指摘されても「わたしが生んだ」と譲らなかった。

朝斗の実母片倉ひかりは、高校生のときに望まぬ妊娠をして子供を出産した。その子が代理を通して栗原家にやってきていたはずだった。光は出産後に家にいづらくなり、流れ流れて朝斗と同じ町で新聞配達のアルバイトをやっていたのだった。派手な衣装とメイクは死んだ同僚のもので、やってきたのはひかり本人だったのだ。

彼女の手紙の隠されたメッセージを読んだ佐都子は、ひかりを探し出して朝斗に「広島のお母さんだよ」と紹介した。

<雑感>

河瀨直美は、「萌の朱雀」でデビューした映画監督。90年代後半、WOWOWで激推しだったせいでよく覚えているのだが、こいつ、いっつも家庭を壊してんな。そんなに人の不幸が好きか。

☆1.0。映像は美しい監督なのだが、よほど心が醜いのか、話は暗いし、家庭は壊すし、長いし、アホの左翼だし、本当にろくでもない。