斉藤可奈子監督による日本のドラマ映画。出演は三枝万莉、沼澤貴宏、真行寺君枝。
<あらすじ>
16歳のタエは孤独だった。彼女は難病の母親を助けるために発明に没頭するミツルと出会い、自分と同じ境遇だと勝手に解釈して一緒に発明品を作り出した。ミツルに惹かれていったタエは、一緒になりたいとミツルに訴えた。するとミツルは人間を混ぜ合わせるミキサーを作り上げ、タエとひとつになろうと言い出した。
ミックスマシンは完成し、ふたりは飛び込んだ。しかし強度が足らずに装置は壊れ、ふたりは無事だった。
<雑感>
ミツルもタエも思うような自分になれないとわかって、絶望の末に自殺するつもりだった。自殺は失敗したけれども、死のうとしたことで気分が晴れやかになった。
☆3.0。緊張と弛緩を狙った構成だが、緊張の盛り上げがもうひとつだった。