「ジオラマボーイ・パノラマガール」(2020年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

瀬田なつき監督による日本の青春映画。出演は山田杏奈、鈴木仁、滝澤エリカ。

 



<あらすじ>

女子高生の渋谷ハルコは、血まみれで倒れている少年を見つけた。同じ年頃の彼の名は神奈川ケンイチ。違う学校の生徒で、先輩の女とデートしていたところ突然暴行を受けたのだという。ケンイチを助けたハルコは、彼の学生証を拾った。彼の家に向かった彼女は、ケンイチに遭遇してますます入れ込むことになった。

ケンイチは年上のマユミという女に入れ上げていたが、その女は金で誰とでも寝る女で、やがて海外に男を漁りに出ていった。いつか必ず助けてもらった礼をすると口にしていたケンイチは、実はハルコのことを覚えていなかった。しかし誕生パーティーに招待された彼は、ハルコに興味を持ってくれた。

<雑感>

青春っぽい感じはしたかな。演技も、よく言えば初々しい。あってないような物語は、青春映画ではよくあること。社会的責任がないからこういう話になりがち。

☆3.2。おそらくだが、ハルコかケンイチのどちらかがもっと輝いた存在だと評価は違ったんだな。難しいけどね。