「都市霊伝説 クロイオンナ」(2012年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

小沼雄一監督による日本のホラー映画。出演は高部あい、高崎翔太、大野未来。

 



<あらすじ>

日花里と由岐の姉妹は幼いころ心中を図る母に殺されかけた。由岐が毎晩のように見る悪夢に出てくるクロイオンナは母のことだった。姉の日花里は家庭崩壊後に仕事に就き、必死に妹を支えた。その妹が病気のことで男に振られると、日花里は男のところへ行き話をしたところ、いつしか親しくなっていた。

嫉妬した由岐の心に、母親の霊であるクロイオンナが襲い掛かった。由岐は母親の霊を撃退しようとして自分を殺してしまった。病気の妹から解放された日花里は、男と所帯を持った。幼いころのこと、姉は妹を助けようとしてクロイオンナの姿を見ていた。

<雑感>

なんだかよくわからなかった。クロイオンナは結局姉を守っていたんじゃないの? 姉の幸せのために妹を殺そうとしていただけじゃないの?  でも助けを呼びに行かせたはずでは? 男は妹に家庭はいらないと言っていたはずでは? 疑問が解決しないまま終わってしまう。

☆2.0。主演の高部あいはあるアニメで知った人物なのだが、とても綺麗な雰囲気なのにコカイン所持容疑で芸能界を追放されている。