「ガード・オブ・アウシュビッツ」(2020年作品)感想 | 深層昭和帯

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テリー・リー・コーカー監督によるアメリカのユダヤ人虐殺映画。出演はルイス・カーク、クラウディア・グレース・マッケル、スティーヴン・ボクサー。

 



<あらすじ>

ヒトラーユーゲント出身のハンスは、思想に感化されてナチス親衛隊に入った。建築を学んでいた彼は配属された強制収容所の上官からガス室建設を命令された。幼いころから絵を描くことが好きなだけの普通の少年だった彼が、淡々と建設を行い、淡々とユダヤ人を殺していった。

戦後、彼には後悔だけが残った。

<雑感>

後悔したのは戦争に負けたからだけどな。アメリカなんて原爆落して民間人虐殺してもなんとも思ってないだろ。戦争に勝っていたらハンスだっていまごろ「ユダヤ人を虐殺したガス室を作ったのはオレ」って自慢しているよ。敗戦国の奴を主人公にしてもダメだと思うね。

☆1.0。民間人を殺しまくっているアメリカ人でハンスみたいに後悔している人間はいないだろ。まずは己の姿をよく観察しろと。勝てば何をやってもいい、勝てば敗戦国民を自由に描ける、悔しかったら勝ってみろと主張しているのがアメリカ人なのでは?