「ハウス・オブ・カード 心の扉」(1993年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

マイケル・レサック監督によるアメリカのスリラー映画。出演はキャスリーン・ターナー、トミー・リー・ジョーンズ、アーシャ・メニーナ。

 



<あらすじ>

6歳の少女サリーは、考古学者の父を事故で亡くした。以後、父から聞いていた「人は死ぬと月へ行く。そして選ばれた特別な子供たちと言葉を使わずに話をする」との言葉を信じ、話さなくなってしまった。心配した母はサリーを医者に診せ、自閉症だと診断された。サリーとの対話を諦めたくない母は、あるとき彼女は娘がトランプタワーを作っているのを発見した。

ビアランダー博士の治療に行き詰まりを感じていた母は、施設にいる子供たちが素数で会話しているのを発見し、そこに何か意味があるのではと考え彼女はトランプタワーの謎の解明に挑んだ。母はタワーの一番上に月のカードがあることを見つけ、トランプタワーと同じ構造のものを広場に作り上げた。

すると娘は施設を抜け出してやってきて、タワーに登った。しかしどうも母親がいるのは違うらしく、一緒に登ろうと誘うと拒んだ。しかし母の強い想いに打たれ、タワーを登っても父には会えないと悟ったサリーは、口を開くようになった。

<雑感>

これはアカンな。自閉症ということにしてあったが、自閉症の症状ではないし、解決方法もおかしい。もっといかにもありそうなウソをついてくれないと素直に楽しめない。あり得ない妄想を並べられても困る。

☆2.6。結局マヤ神話も自閉症も父の死も一切関係ないオチだったわ。