「マッド・ストーカー 監禁地獄」(2019年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ジム・ドノヴァン監督によるアメリカのサスペンス映画。出演はアリソン・ハニガン、ハウイー・レイ。

 



<あらすじ>

元教師のメアリーが、娘ベスとともに東洋人に捕まってしまった。途中で車のトランクに押し込めた際に近所の子供に見つかってしまった。ジェイソンは捕まりトランクに押し込められたが、もうひとりには逃げて警察に通報した。犯人はジェイソンを途中で降ろし、逃走用に用意したバンに乗り換えた。メアリーとベスは犯人の家のクローゼットに閉じ込められた。

犯人はメアリーのかつての教え子ミンで、最低の成績をつけられて奨学金を逃した男だった。男はメアリーに夫への手紙を書かせて強姦。後に監禁場所を移動させるためにキャンピングカーに乗せた。その途中、警察と遭遇。助けを呼ぶチャンスだったが、銃で脅かされて身動きが取れなかった。

移動後またクローゼットに閉じ込められたふたりは、自宅に電話を認められたが、脅かされていたために場所を告げることが出来なかった。ミンは油断してふたりに少しずつ自由を与えた。メアリーは彼が出ていった際に思い切って警察に電話をした。知られたら殺されるところであったが、警察はふたりを保護した。ミンは警察に捕まった。

<雑感>

中国系の犯人の映画で、実話を基に作られている。登場人物の名前も全部本名のようだ。ミンは実に汚い顔立ちをしており、最悪である。ミンはジェイソンを殺し、メアリーを強姦、ベスを監禁した罪で終身刑、仮釈放も認められていないようだ。

☆3.5。宗教関係の作品。よく日本人で無神論者だと公言するバカがいるが、そんなものを公言してどれだけ自分が不利な状況に置かれるか理解できないのだろう。宗教的人間にとってそれは悪魔同然なのに。