「宝石の国」(2017年秋作品)第12話・最終回 感想 | 深層昭和帯

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金剛先生がフォスを呼び出したところで唐突に終わった。



途中で話を打ち切った感じの終わり方だったんだけど、上手かった。原作はこれからまとめて読むんだけど、おそらく最後のところは次に繋がる部分と過去のまとめの部分を分けて、次に繋がる部分はカットしてあるはず。それで過去の話に繋がるところだけまとめて出して最終回の雰囲気に近づけたんじゃないかなぁ。

1話のフォスとの違いを提示した場面とかもあったし、シンシャとの約束の進展、シンシャが期待はしていなくともずっと待ち続けていたこと、他にも宝石たちの振舞いが最初のころにやっていた描写の繰り返しだったり、1期の部分をまとめる形にしてあったってことは、原作の中にあったであろう次に繋がる部分は切っているはずだ。

ということとあの打ち切り方を鑑みれば、2期はあるな。

そもそもCGアニメは尺を作れば作るほど時間当たりのコストが下がる(最初のモデリングに金が掛かる)から、長い話に向いてるんだよね。手描きで2期を作ってもコストは1期と変わらないが、CGは2期は安くなってトータルではかなり下がる。背景のバンクも増えるそうだし。キャラを動かせば動かすほど(尺を作れば作るほど)安くなるんだから2期はやるべきだよね。評判もいいみたいだし、ぜひやってもらいたい。

パパラチアサファイアのアドバイスで何か一気に進展するかと思いきやドタッと倒れたところが面白かったな。ああいうのでクスッとするわ。それぞれの宝石たちのカップリングの関係も良く描けている。

単独での月人との接触で1体だけを捕まえ首を絞め、彼らに表情らしきものがあるのを確かめて言葉なのか良くはわからないが音声を引き出す。

そのあとシンシャとの約束を思い出して一緒に月人と先生のことを探る仕事を提案して、カップリングの了承を貰ったところでフォスの話はほぼ終わってるから、2期の冒頭はこの第12話にカットしたであろう次に繋がるところを足して先生との会話に繋げればいいから・・・、やっぱり2期は意識されてるとみた。2期の発表って出来ればすぐの方がいいけどなぁ。いつも遅いんだよね。

とにかく、オレンジの元請け初挑戦は大成功でしょ。制作:オレンジを見逃さなくて良かったわ。原作は知らなくて、制作会社の名前で観ることにしたんだよね。最初にピックアップしてなかったら知らないまま終わったかもしれない。彼女さんが評判を聞いてきて、彼女だけは先に原作を読んだみたいだけど、オレはまだなんだ。

アニメも終わったし、じっくり楽しむよ。スタッフの皆様ご苦労様でした。