「カンサス騎兵隊」(1940年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

マイケル・カーチス監督によるアメリカのドラマ映画。出演はロナルド・レーガン、エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド。

 



<あらすじ>

士官学校のスチュアートとカスターは友人のレイダーが思想家ブラウンの信奉者であることが気に入らなかった。やがてレイダーは退学させられ、ふたりは卒業して任官する。第二騎兵隊に配属されたふたりは、任務中にブラウンが武器取引をしている場面に遭遇した。

潜入捜査を試みた彼らは、居所を通報してブラウンとの戦闘を繰り広げた。ブラウンは激しい戦いの中を逃亡。スチュアートとカスターは武勲を立てて昇進した。ところが逃げたブランは上流社会の反体制組織から援助を受けて活動を再開。軍事クーデターを目論む彼はアメリカの敵であった。

ブラウンの忠実な部下になっていたレイダーはここにいたりようやく目を覚まし、ブラウンを裏切った。通報を受けた第二騎兵隊がただちに出動してブラウン一派を鎮圧した。ブラウンは処刑された。

<雑感>

レーガンが主役かと思いきや全然ちがった。主演はエロール・フリン。そりゃレーガンが主役なはずないよな。レーガン出演の映画ってときどき追加されてくる。

☆4.0。ブラウンは奴隷解放運動家だが、暴力革命を目指した彼の行動をもし前リカが容認していたら、いまごろアメリカは南アフリカのようなクソ国家になっていたし、日本も戦争に負けなかったのにな。惜しいことをした。BLM運動の黒人どもはもっと頑張ってアメリカの国力を削いでほしい。