「くたばれ愚連隊」(1960年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

鈴木清順監督による日本のアクション映画。出演は和田浩治、清水まゆみ、小沢栄太郎。

 



<あらすじ>

ペンキ屋の親父が車に撥ねられた。示談金に3万円が用意されたが遺族は納得いかなかった。ペンキ屋の従業員の定夫が乗り込むと100万円になった。定夫は淡路島の資産家松平家の隠し子だった。淡路に渡った定夫は若者向けに事業展開したが、交通事故の犯人の南条が淡路松平家の資産を狙っていた。

定夫は南条と戦い撃退した。南条の秘書をやっていた女こそが、定夫の本当の母であった。

<雑感>

和田浩治は「大岡越前」などに出ていたはずだが、日活の俳優さんだったのか。知らなかったわ。顔が石原裕次郎に似ているが、不思議なもので存在感がまるで違う。

独特の間があって悪くないけれども、日活のスターだった人たちは誰も彼も個性が強すぎるからなぁ。その中で独自さが出せているかというとなかなか微妙なところだ。

☆3.0。悪くないけれども、石原裕次郎に少し似ているのは俳優さんにとってはマイナスだったのかなぁ。